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2020.6.30

個展レポート:2020年 東京・上野、上野の森美術館にて

2020年1月18日(土)から21日(火)の4日間、日本を代表する“ロイヤルミュージアム”として知られる東京・上野の森美術館にて個展が開催されました。

 

館内に展示された60点にも及ぶ作品群は、様々な角度から観る者の心の奥深くに問いかけ、その残酷なほどに美しく、崇高な世界観で人々をたちどころに魅了しました。
会場には4日間で1600人を超える人々が訪れ、遠方から駆け付けた西崎氏のファンは勿論、本展を通じて初めて作品と出会った人々からも沢山の反響をいただくなど、展覧会は大盛況のうちに幕を下ろしました。

 

会期初日に行われた西崎氏本人によるアートトーク。制作に寄せる思いを中心に、貴重なエピソードが多く披露された

 

■来場者の声(一部抜粋)
・西崎さんの描く人物の「うつろな視線」(どこを見つめ、何を思っているのだろう)が印象的でした。色遣いも素敵に思いました。
・包帯を使ったもの、ハサミを貼り付けたものなど、予想外の作品もありすっかり魅せられております。
・唯一無二のアーティストである彼女の作品世界を心ゆくまで堪能できました。「見つめている」、そんな感覚をいつも覚えます。どこかで会ったことがあるような、そんな不思議な魅了を感じます。
・作品のなかの人物を見ながら、先生ご本人は、この絵に向かいながら何を想っていたのだろうと気になりました。性別を感じさせない、“人”として人間を捉え、絵に閉じ込めているところも素敵です。
・今日この会場に居られる幸せを感じています。贅沢な時間と空間をありがとうございます。
・照明や、一つひとつの作品の見せ方も面白く、楽しめました。映像作品も神秘的で良かったです。
・メランコリックな女性の表情に魅せられました。西崎純という作家は未知であり、今日初めて接したので作品の前で何度も、数十分も足を止めて魅了されました。
・いくつかの絵は、もうそこに魂が入っているような感じがしました。
・すべて素晴らしかったです。また体力が戻られたら画家のご活動再開を望みます。ご回復を心よりお祈り申し上げます。
・感想は、書けません(色々ありすぎて)。見た時の迫力が凄すぎて書ききれない。どう伝えれば良いのか…。

 

取材・撮影/一般社団法人 ジャパンプロモーション
文責/制作局 三田珠理